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StagesとPowertapのデータ比較 その2

StagesとPowertapでローラー複数回と実走1回してデータがたまってきたので、また比較です。

前回の傾向としては、
・StagesとPowertapでは、表示されるWはほぼ同じといえそう
ただし自分の場合、
・低出力(200W以下程度)ではStagesの方が高く出ることが多い(10W以上の差)
・200W~300W程度で15min程度だとほぼ同じ
・高出力(300W以上程度)だとPowrtapの方が高く出ることが多い(10W以上の差)
・意識して左右同じになるようにペダリングすると、ほぼ同じ出力になる
ということがわかりました。

以下、追加のローラーのデータ。

■ローラー L4 10min
Stages:247W
Powertap:256W

■ローラー SST 20min
Stages:230W
Powertap:232W

■ローラー 3x(5min+10min): 90%/50% VO2Max
5min 90%*3本
Stages: 281, 274, 269W
Powertap: 282, 281, 283W

■ローラー 4 x ( 5 x ( 30s+30s ):100%/50% VO2Max
5*(30s+30s)の5min平均
Stages:226, 220, 222, 243W
Powertap:232, 220, 229, 254W

■ローラー 20x(30s+30s)): 100%/50% VO2Max
20min平均
Stages:227W
Powertap:238W

■ローラー 3x(5min+3min): 80%/50% VO2Max
5min 80%*3本
Stages: 243,247,256W
Powertap: 252,256,269W

■ローラー L4 20min
Stages: 252W
Powertap: 256W

■ローラー 6x(3min+2min): 85%/50% VO2Max
3min 85%*6本
Stages: 267,264,261,266,261,261W
Powertap: 265,265,265,265,266,267W


あとは、1回だけ外で実走したときのデータ。
海沿いのR134を往復しました。
以下、Stravaのセグメントを適当にピックアップして比較です。
信号がそれなりにあるので、連続して走れるのは最長でも2分程度でした。
それ以上の区間は、信号ストップありです。

■Pacific 134 (21.6km, 41:08)
Stages:202W
Powertap:204W

■Inamura-Yukiai (0.9km, 1:25)
Stages:226W
Powertap:231W

■江の島~茅ヶ崎 (8.2km, 16:14)
Stages:226W
Powertap:229W

■R134 3KTT (2.8km, 5:37)
Stages:209W
Powertap:209W

■Oiso-Enoshima (15.3km, 29:09)
Stages:194W
Powertap:199W

■R134海沿い_平塚-江の島(9.7km, 18:00)
Stages:201W
Powertap:209W

■R134 LongSprint(信号手前まで) (0.9km, 1:22)
Stages:316W
Powertap:327W

■全走行の平均 (65.6km, 2:04:13)
Stages:183W
Powertap:186W


以上から見えることは…
・Stagesの方がやっぱり少し低く出る。恐らく左右差の影響。意識して左右同じ力で踏むと同じくらいになる
・2%程度の差は誤差として目をつむるべきかな
・インターバルの後半になるほど、StagesとPowertapの差が大きくなる。Powertap基準で同じパワーを出していても、Stagesはどんどん下がる。疲れてくると、左足が弱くなるのかも
・ケイデンス平均はいつも90-100くらいで、この範囲だとケイデンス大小の影響による差は見えない。アップで高回転(140rpm,220W前後)で回したときも、差はあまり出なかった。低回転ではあまり乗ってないけど、ケイデンスによる差はあまりなさそう

という感じ。
左にしかセンサーがないのだから、左右差が出てしまうのは仕方ないですね。
その分安いのだから仕方ない。
TT用としては、以上のことを考慮すればペーシングに十分使えます。
ロードレースのようにもっと大きなパワーをかけた場合は、左右差がもっと大きく出てしまいそうな気がしますが…。
それは人次第。
自分の場合、利き脚(右)の影響なのか、数年前の大腿骨骨折(左)の影響なのか、わかりませんが。

ちなみに、左右差を計算してみると…
Stages:316W, Powertap:327W の場合、左対右は48.3:51.7になります。
(Stagesが単純に2倍の計算をしていて、しかもPowertapと計測誤差はないと仮定しての計算)
そう見ると、それほど大きな差ではないのかな?

という感じでした。
StagesとPowertapの差がいつも一定ならいいけど、時と場合によって変わるのは困ります。
まあ仕方ないけど。
ローラーではこれからもPowertap基準にしようかな。
TT本番で使うのが楽しみです。
逆に、パワー表示に惑わされたりして…(^^;

  by dajakart | 2015-04-27 23:54 | 自転車:機材

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