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2016 ツール・ド・おきなわ 140km

2年ぶりに出てきました。結果はダメダメな48位。
振り返ってみます。

おきなわ自体は4回目。140は3回目です。
前回の2014年は1回目の普久川で切れたけど下りで追い付き、2回目の普久川で再び切れて33位でした。
今年は8時間ダイエットのおかげで絞れて、ここ5年ではいちばん登れてる状態なので前回以上の結果は出したいところ。
土曜朝の体重は60.0kg。

今回の自転車
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コース標高図。トップチューブに貼るよりこっちの方が見やすい。
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前回は家族と一緒でしたが、今回は単身。なので費用は最小限にすべく、土曜朝入りで日曜夜帰りにしました。
140に出るチームメイトもいないので、オクマに相部屋で泊まりました。
初めての相部屋。
4人とも全く面識はなかったのですが、一緒に行動して仲良くなれました。これはこれでいいものですね。
7時間くらい、比較的よく寝られました。

当日朝は、5時すぎに朝食。
前夜の夕食も特に多くなく、朝食も食べ過ぎないように割と少なめ。
4時間程度のレースならそれで十分です。
補給食は、メイタンCC×3をフラスクに、あとはピットインゼリーを4本。(1本残した)
ドリンクは、スタート時はOS-1を500cc。
最近は、スポドリが甘く感じてしまいダメです。
OS-1は、「水よりいいはず」とひびきさんアドバイスにより。確かに、ミネラル補給できるし。ぶっつけでしたが、結果的には良かったです。

6時半にアップに出かける予定でしたが、部屋に忘れ物したりドタバタしてるうちに、結局7時前になってしまった。
普久川入り口方向に向かって、アップ。でももうけっこう並び始めてたので、早々に切り上げました。
移動のゆっくり走行も含めて15分しかアップ出来なかった。。。

並び順は、前から1/3くらい。
スタート前になって、「今回はシードの優先整列はありません」とのアナウンスが。えー、急に。そりゃないよ。今回はシードじゃないから関係ないけど。
珍しく、RXR Ulteamが並びました。どっちが自分のかわからなくなるくらい、装備も似ています。
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朝はちょっと寒いくらいでしたが、日が出てくると暖かくなってきました。
しかし、待ち時間が長くて手持ち無沙汰。ご近所(自転車的に)のkuniさんとお話できてよかったです。kuniさん結果は6位。さすがです。

定刻より少し早く、9時にスタート!
右側に陣取っていたので、なるべく右側から上がるように。でも思ったほど上がれなかった。
あとは、落車が起こらないことを祈りつつ。
今回は大丈夫でした。
(210では序盤にひどい落車があったようですね。ここに賭けてる人も多いのに、残念。)

50-100人くらいが前に見える位置で、普久川登りに入りました。
序盤は緩いので、集団効果大きい。
でもすぐに前が切れ始めたりするので、なるべく前に上がっていく。
割と序盤で、センターラインのところで一人が落車。なんでこんなところで。
最初は楽だったものの、だんだんキツくなってきた。
普久川は平坦や下りも何回かあり、緩急がつきます。急なところではパワーかけないとついていけない。
…なんかちょっと速い気がする。
ふと周りを見ると、中盤でもうすでに最後尾付近。これはまずいかも。。
前にはまだ50人くらい見える。
しばぞーさんも最後尾付近。調子悪いのかな?と思ったけどしっかり上位に入ってたのでそんなことなかったようです。

きつい。1回目くらいは集団に残れるだろう、と思ってたのですが甘かった。
残り1.5kmくらいのところで力尽きました。
まさか、早々の脱落。こんなはずでは…。
ピークを過ぎる頃には集団は全く見えない。
区間タイムを見ると、前回より速い。集団は相当速かったみたいです。

■普久川1回目
18:47 / 250W / 7.2km / 325m
2年前の1本目より10秒速い。PR
NP260W

しかしあとからパワーを見ると、相当低い。
普久川は緩急多いのでNPで見た方がいいと思いますが、それでも260Wは低い。
ローラーで20分279W、実走でも16分半で283Wは出てたので、これはおかしい。
この程度の出力で力尽きるとは。。。
単なるバッドデイだったと思いたい。それかアップ不足?
ちなみに、序盤は曇りがちで、暑さは感じなかったので暑さのせいではないはず。

先頭集団は18:10前後。かなり速い。ピーク時点で30秒以上遅れていたことになります。
下りはかなり頑張りました。前回は、雨の下りで20秒以上の差を取り戻して追い付けたし。
下りも、下り基調のアップダウンも、けっこう踏みました。しかし、全く姿が見えません。。。ドライだと下りでそんなに差がないわけです。
補給では、水のボトルを1本もらいました。

ポロポロと落ちてくる人を拾いつつ、そのうち集団が出来上がりました。
20人くらいの集団で、前目でローテに加わりながら。同じくらいの脚のはずのこの集団のペースですら、きつい。

■奥
11:30 / 217W / 4.0km / 186m
2年前より50秒遅い。
「あんまり上げないでいこうよ~」的な声がかかり、まったりペース。

そのまま、普久川2回目へ。
その前に、まだ脚がつりそうな兆候はないけど予防的に芍薬甘草湯ゼリーを飲んでおきました。
普久川2回目は、やはり同じくらいの脚力の集団なので、いっぱいいっぱいな感じではなかった。

■普久川2回目
21:31 / 212W / 7.2km / 325m
2年前の2本目より14秒遅い。NP220W
しかしなんだこのパワーの低さは。。。

下って、補給では水のボトルを2本もらいました。残ってたのはほぼ飲んで。予定通り。
しかしここで、油断していたら同じ集団の人からかなり離れてしまいました。
このあたりから100kmの人も合流するので、ごちゃごちゃしてたら先に行かれてしまった。
分岐からの緩い下りを、必死に踏みました。
100の人も多いし、なぜか車も何台かいるし、混雑してました。
結局140の人には追い付かず、力尽きました。。。脚が終了のお知らせ。
学校坂は、ヘロヘロで登りました。もうやめたくなってきた。

■学校坂
7:16 / 224W / 1.8km / 128m
2年前より6秒速い。PR

そこからは、後ろから来た列車に飛び乗って、海岸線のアップダウンをこなし距離を消化していきました。先行されてしまった140の人たちにも追い付きました。
しかし、何度も走ってますが、このアップダウンはひどい(笑)
標高図ではほんのコブでも、かなりきつい。
もうやめてくれ~と何度思ったことか。

いい集団だったようで、それなりのペースで進みました。
慶佐次の補給ではまた水ボトル2本もらいました。
後半は晴れて28℃くらいになりましたが、暑さ対策ローラーのおかげかそれほど暑くは感じなかった。

どこか忘れたけど、独走の高岡選手に抜かれました。独走なのに、速度が違う。さすが、次元が違うなあ。

羽地まで近いところで、片側1車線の狭い区間でセンターラインにオレンジのポールが立ってるところがありました。危ないな、と思ってたらやはり、140の先頭集団でポールに激突して落車して、何人か巻き込まれたようです。

そんなわけで羽地。
高い確率で脚がつるので、事前にまた芍薬甘草湯ゼリーを飲んどこう…と思ってポケットを探ったけど、ない!落としたのかなあ。せっかく3本持ってきたのに。。
でもゴール後によく探すとありました。もっと取りやすく工夫しないとなー。

登り始めると、早速つりましたw
でも軽く回してたらどうにか治まったのでよかった。
人数の多い集団で休めてたおかげか、例年より少し速く登れてる気がする。
大きな集団はバラバラになり、小集団に。この頃、210の追走集団に抜かれる。沿道の人が、4分差と言ってたような。
トンネル後の3段坂は、気のせいかピークが4つあったような気が…。もう終わりと思ったのにまだ登りが見えたときの絶望感w

■羽地ダム
6:32 / 202W / 1.6km / 110m
こんな状態でも、2年前より50秒速い。PR

羽地で「CBがんばれー」と声をかけられ、一瞬誰かわからなかったですが、まことさんでした。
写真ありがとうございます。
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よく見ると、後ろの人たちは210の3位グループですね。

下って、国道に入る前に100kmのATSUさんを発見!声をかけてしばらく一緒に。
後半はずっとそうだけど、100と140が入り乱れてました。同じコースで、あれだけの人数が走ってるのだから別々になれと言われても無理ですね。。。

■イオン坂
1:37 / 195W / 0.6km / 23m
2年前より8秒遅い。
淡々と。

イオン坂の下りで、少し前と離れてしまったけどブリッヂ。
追い風なのか、けっこう速度が乗っていました。
これでもう、今シーズンも終わりか~という感慨に浸りつつ、最後の平坦を走りました。
最後は、ごちゃごちゃながらもちょっとスプリントしました。

【手元計測】
タイム 4:14:16
距離 141.5 km
平均速度 33.4 km/h
最高速度 74.7 km/h
獲得標高 2170 m

【公式記録】
48位/出走378人(完走279人)
4:14:29
33.00 km/h

ゴールタイムも前回より速かったし、40位以内には入れたかな?と思ったけど48位。
ずいぶん、人数が詰まっていたようです。
ガッカリ。
ATSUさんも、無事にゴールで良かったです。
これでもう、シーズン終わったー!しばらくトレーニングしなくていいんだー!という解放感。
沖縄の気候も相まって、この充実感は沖縄でしか味わえません。
やっぱり沖縄は特別です。

先頭もゴールタイムが速かった。全体的にレースタイムが速かった。
追い風が吹いてたのかな?
普久川以降のStravaセグメントを見ても、軒並みPR更新してるし。

いつもなら月曜帰りですが、今回は日曜夜帰り。
かりゆしのスパで汗を流して、息子におみやげを買って。
時間があれば伊計島あたりに行きたかったのですが、時間がなくなってしまったので、近場のビーチで南国気分を味わいました。

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終わって、色んな人のレポートを読んだりしてると、悔しい思いがこみ上げてきます。
今年はもう少しいける状態だったはずが。。
なんで、練習より遥かに低いパワーで千切れてしまったのか。
バッドデイだった…と片付けるのは簡単だけど、それだと進歩がない。
テーパリングのやり方は要改善。何年やってても上手くなってない。やっぱり前日に軽く試走とかして脚を動かした方がいいのだろうか。
あとは、緩急の変化にも弱い気がする。ヒルクライムTTだとパワーを上下させない方がいいけど、ロードレースは違う。特に普久川はパワーの上下が激しいし。
ローラーでも、バーストを入れつつ平均パワーを上げていくようなクリスクロス的なトレーニングが有効かもしれない。

とは言っても、来年は二人目の子供が産まれる予定なのでレース活動は大幅に縮小かも。
王滝と沖縄は出たいけど、まあ無理かな(^^;
準備が不十分で出ても意味ないし。




  by dajakart | 2016-11-16 18:18 | 自転車:レースレポート

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